肩が挙がらない(五十肩など)
肩が挙がらない原因は大きく分けると、①腱板断裂、②五十肩、③肩周囲の筋肉の虚血、の3つに分けられます。このうち、腱板断裂は内部の腱が切れてしまっているので整形外科での治療が必要になりますが、五十肩と肩の虚血は鍼灸院での治療が効果的です。
五十肩
五十肩は肩の深部にある腱が組織の癒着によって動きにくくなり、肩の動きが制限されたり、痛みを生じる疾患です。悪化すると姿勢の変化にともなうわずかな肩の動きでも痛むようになり、仰向けに眠ることも難しくなります。
原因箇所が肩関節の奥にあって動きにくい場所であるため、ストレッチやマッサージの効果が低く、リハビリに取り組んでも癒着が回復するまでに数か月を要することが多く、長期間悩まされる方が多いです。
鍼灸で五十肩を治療する場合にも、リハビリを行うのと同等の期間の治療が必要と言われますが、当院では単回で日常生活では痛みが出ないレベルまで可動域を回復させます。
五十肩もどき(肩周辺の虚血)
一方で肩周辺の虚血は肩を動かすときに痛み、肩を挙げることができなくなるため、よく五十肩とまちがえられる疾患です。
肩周囲の筋肉のいずれかに繋がっている動脈が圧迫され、筋肉まで血液が届かなくなる(虚血)ことで、筋肉に力が入れられず、動かそうとすると筋肉が腕の重みに負けて引っ張られ、痛みが走ります。
動かそうとすると痛むことから五十肩とよく間違えられるのですが、五十肩は他動(力を抜いた状態で他の人が体を動かす)でも肩が挙がらず痛むのに対し、肩の虚血は他動の時には肩を挙げることができ、痛みもありません。
血管の圧迫が解消されれば症状は消えるため、単回~数回の施術で治療は完結します。ただし、姿勢のくずれなどから肩甲骨のポジションがずれることで、血管が通っているスペースが押しつぶされてしまうことが原因となるため、生活習慣や運動・セルフケアなどで予防をしなければ再発しやすい疾患です。
いずれの肩の疾患も治療しても改善しにくいため長期間お悩み方が多いですが、当院は肩疾患の改善事例も豊富です。ぜひ一度当院にご相談ください。


